八ヶ岳とホメオパシー

お彼岸なので、お休みをとって八ヶ岳に戻ってきた。車窓から雄大な八ヶ岳がみえるといつも、「ああ、帰ってきた~」と安心する。どんなに長く東京で暮らしても、私には東京は行く場所であり八ヶ岳は帰る場所なのだ。これは永遠に変わらないだろう。
八ヶ岳はまだまだ白銀の世界だ。膝まである雪靴で庭を歩き、去年亡くなった愛犬のノリタマのお墓に手を合わせてから、野鳥やリスのための餌台にひまわりの種をザザーッと流し入れる。ここに通年暮らしていたころは、春になると、長く厳しい冬を一緒に越冬した動物たちにいとおしさと同士のような感情を覚えたものだ。リスの子育ても間近で見た。なにせ、リスが家の軒先から断熱材を食い破って壁の中に巣を作っていたので・・・。懐かしいなぁ。もしかすると、今もいたりして?
ここに戻ると、ノリタマの双子犬で13才になるタビも元気になる。タビは4年前に肥満細胞腫の手術をしたが、去年その再発と思われるしこりを数箇所見つけた。また秋には心臓の僧帽弁閉鎖不全症と心臓肥大がわかり、先月には膀胱結石が判明した。4年前は私はまだホメオパシーを知らなかったが、現在はRAHの学生なので、それらのすべての病気をホメオパシーでも治療している。しこりは現在はほぼ消滅し、一安心。咳などの心臓の症状も出なくなっている。結石は、2月にレントゲンで撮ってもらったら10個くらい入っていると言われたが、今までに確認できただけで11個の石がスムーズに尿中に排出された。去年アニマルコースを終了していて本当によかった。愛犬を自らの手でケアできることが何よりうれしいのだ。でもこれは、ノリタマの闘病と死からたくさんのことを教えてもらったためでもある。ノリタマ、ありがとね。
膀胱結石といっても何種類かあるけれど、タビのはシュウ酸カルシウム結石だ。
東京にいるときには、散歩の帰り道にさしかかったとたん尻尾をだらんと垂れて牛歩になり、しまいには動かなくなってしまうタビが、八ヶ岳に戻ると、別犬のように帰り道もスタスタと歩く。尻尾も形よく丸まったままだ。タビよ、ほんとに貴方は正直ね。そういえば、野生動物のフンを見つけてここぞとばかり目を輝かせ、すばやく食べていた。ウサギのだったかな。
いろんな病気を持っていても、どんなに寒くても、やっぱり好きな場所にいるのが幸せなのだろう。タビが最期までタビらしく生きられるように、私は精一杯手助けするからね。